aztv.jp

全国のタウン情報を地図検索からお探し下さい!
MACHINEは走る芸術 【1992年式 KAWASAKI GPZ900RA9】 エンジン編
オイルライン取付け、キャブレター取付け前点検、マフラーの組み付け準備
オイルライン
これ、クランクケースオイルフィルター部からシリンダーヘッドにオイルを供給するラインです。
Y字オイルライン取付け位置
オイルパンから吐出されたオイルが排気側カムシャフトを潤し、バイパスラインで吸気側カムシャフトにも運ばれると云う構造。
Y字オイルライン組み付け
トルクレンチを使ってガスケットをしっかりと潰します。
キャブレターホルダーの目印突起
シリンダー側、キャブレターホルダー側双方に突起があるのでそれを合わせて取付けます。

このゴム部品、長いこと使用しているとガソリンを吸うので大きくなっているんですよ!
キャブレターセッティング用ガソリン入れ(通称:点滴)
米村社長からもらった、廃車車両に付いていた冷却水リザーバータンクです。
これ、ゴソリンを入れても溶けません。
点滴作業に最高なんです。

普段使用しないときは、このようにKAWASAKI純正品が入ってきた袋に入れてさらに蓋ロック付のケースに入れて保管しています。
点滴開始
カメラの三脚に点滴をぶら下げて、漏斗を使ってリザーバータンクにガソリンを入れて。
ガソリンは、コーヒーをドリップする時に用いるペーパーフィルターで濾過して入れています。
キャブレター油面調整
長いこと、車体から外していたし、何よりも内部が空だったから。逆さまにして保管していたので、フロートバルブ調整板が変形なんてしていないでしょうが。

もくろみ通り、変形していなかったので油面の狂いはありませんでした。
キャブレターの漏れ点検
漏れるんですよ。
いつもガソリンで濡れていれば漏れもしないのですが、一旦乾燥するとフッ素が添加されているOリングは収縮するので、漏れるんです。

最初、ガソリンを通したときに少々漏れましたね。
で、しばらくすると漏れは止りました。
その後も漏れはないようです。
オイルクーラー取付け
段々と形になってきました。
マフラーフランジ
純正のマフラーフランジ。
これ、後日ステンレス製のものに交換します。
6Al4Vチタン製のマフラーフランジナット
熱に強い、軽い、錆びないの64チタンナット。これを取付けます。
取り付けにあたって、カジリ防止のためにカッパーグリス(熱に強い)を薄く塗布。
いよいよエキゾーストが付く
遂にここまで来たのかぁ。

エンジンを分解して組上げていくと、何箇所かのタイミングで『ここまで来たかぁ。』としみじみ思います。
<< メインページへ
Copyright (C) ロコネット All Rights Reserved.
当サイト内に掲載してある全ての情報(画像、動画等も含む)について、商用利用目的で引用・流用することを禁止します。