大分の不動産 有限会社 ケント興産 |
傘のお手入れ・傘の修理 |
濡れた傘の乾燥
雨に濡れたままにして片づけていると、傘の生地同士がくっついてしまったりしていいことありません。
ですから雨に濡れた傘は、片づける前に必ず日陰干しして乾燥させましょう。
バルコニーの柵に傘の柄を引っかけて乾燥させると、突然吹いてきた風で傘がどこかへ飛んでいってしまいますので止めた方がいいと思います。
私、かつてこのような失敗をしましたから。
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汚れ落とし
雨水は意外と汚れているものです。
大気中のホコリやミネラル分を含んでいますので、車のボディーに付いた“水アカ”がそれです。
ですから、ただ乾燥させるのではなくて“拭き上げ”てから乾燥させるように私はしています。
なんでも“モノ”は長持ちしてくれた方がうれしいですから。
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防水スプレーの塗布
汚れを綺麗に拭き取り、乾燥したならば防水スプレーをまんべんなく傘の生地全体に噴霧していきます。
すぐに乾燥しますから、そうしたら傘を閉じて傘立てに収納してあげて下さい。
防水スプレー・・・効果抜群です。
雨って非常にうっとうしいものだったのですが、この防水スプレーのおかげで雨の日が楽しくなりました。
これは靴磨きに使用するものでよいと思いますが、お店の方に尋ねられてみて下さい。
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傘の修理(折れた“親骨”の接合)
すごくお気に入りの傘だったのに、たった一本の骨が折れてしまったために大ショック・・・。
実は簡単に傘の修理が出来ます!
ホームセンター等に行くと、“傘骨用四ツ爪”なんて名前で4個100円程で売っています。
材料はこれだけです!
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傘の修理(使用する工具【ニードルノーズプライヤー】)
“ラジオペンチ”と云う方が皆さんにはわかりやすいと思います。
傘の折れた骨修理に使う工具はこれだけです。
いい工具かどうかの判断は、先端(ジョー)が閉じた状態でキッチリと左右が合わさっているかどうかです。
もし合っていないと掴んでも力が横にそれて正しく掴むことができません。
値段だけで工具を選んではいけません。
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傘の修理(折れた親骨を包む)
その前に折れた骨の断面を確認し、変形しているようでしたら“ラジオペンチ”で破断面の修正をします。
そんなにきっちり元の形に戻す必要はありません。ほどほどにで構いません。
それが完了したならば“四つ爪”を折れた骨同士を連結するような感じで包み込みます。
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傘の修理(爪の折り込み)
“ラジオペンチ”を使って“爪”を傘の骨に折り込みます。
ここの“コツ”は最初に折り込む爪は傘の本体側と云うことです。
テンションがかかっているのは本体側ですから。
まずはしっかりと本体側の爪を折り込んで下さい。
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傘の修理(外側骨の固定)
次に外側(傘の外周側)の骨を固定します。
ただ“爪”を折り込むだけです。
この時の“コツ”は“傘を半開き”状態で作業をすることです。
助手の方に“半開き状態で持っていて!”と云うとすこぶる作業性が向上します。
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傘の修理 (“骨接ぎ”完成)
折れた親骨が見事に繋がりました。
万が一、爪の折り込み方が甘くて外れてしまった場合はもうワンサイズ大きい“四ツ爪”が売っていますので、それを素直に使った方がいいです。
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傘の修理 (傘外側)
いかがです?
ペローンとだらしなく骨が折れていた傘とはとても思えないでしょう?
この傘は大変お気に入りでしたのでなんとか修理したくて、材料をみつけて復活させました。
きっと私のようにお気に入りの傘を修理することができたら・・・とお思いの方がたくさんいらっしゃると思いますので、みなさんチャレンジしてみてください。
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