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大分の不動産 有限会社 ケント興産
身だしなみは足下から
DASCO 靴磨きセット
私もつい先日知りました。本当の靴磨きの仕方を。
靴がピカピカだと自分自身もうれしいし、相手にも好印象を与えると思います。
これから革靴の磨き方を解説していきます。

女性のブーツなども磨き方は同じです。わたしは12年前に妻にプレゼントしたブーツも磨いています。ブーツは光るし、妻は喜ぶしで“いいことだらけ”なのが靴磨き!

革製品は手入れさえしていれば長持ちすしますよ。

革靴は【1日履いたら2日休ませる】これが大事です。ちゃんと休憩させないと足から出た汗が革に残ってしまいますから、長持ちしにくくなります。

販売店 はこちら
馬毛ブラシで埃落とし
馬の毛はとてもやわらかく革を痛めません。やさしくブラッシングして表面の埃を落とします。

靴ひもは取り外しおいた方がいいようです。それからシューツリー(シューキーパー)を入れて靴磨きを始めるといいですよ。

このシューツリーなのですが“木製”がわたしは好きです。だって靴内の湿気を吸い取ってくれますから。表面に塗料などが塗られているといくら『木製』でも湿気はとってくれません。
だから靴磨き時のシューツリーは《削りだしのムク》がいいと思います。

シューツリーは靴の形で選ばないと形がくずれてしまいますので、靴屋さんに相談されてから購入されることをお勧めします。
汚れ落としクリームの塗り込み
柔らかい布にクリームを取り出し、薄く薄く伸ばしていきます。あくまでも薄くです。

これはワックスや汚れを落とし、乳化性クリーム(靴墨)が革になじみやすくするための前処理です。
これを億劫がっていると革がバリバリになって長持ちしなくなります。
だからしっかり、丁寧に、根気よく塗り伸ばしていきます。
デリケートクリームの塗り込み
革に栄養を与え、革内部の保湿を促すためにこのデリケートクリームを柔らかい布に付けて塗り込みます。これも薄く薄く伸ばしていきます。
革がとても柔らかくなってきた感じがします。
“デリケートクリーム”は本当にプルプルしていて、革が喜びそうだと思いますよ。
実際革が柔らかくなりますしね。
シュークリームの塗布
驚いたのがこの部分ですよ。なんと1足あたりシュークリーム(靴墨)は“米粒3つ”ほどの量でいいらしいのです。
ここで使う竹ブラシは【豚毛】のような腰がしっかりしたものがいいですよ。
しっかり薄く薄く叩き伸ばしていく感じです。
DASCOのシュークリームは本当によく伸びます。

そうそう、このブラシは磨く靴の色で分けておいた方がいいですね。そうじゃないと前に使ったシュークリームの色が・・・ってことになりますから。

シュークリームの色は今お持ちの靴より若干薄めの色を選んだ方がいいようですよ。合いそうな色がなければ『無色』『ニュートラル』を選ぶといいです。
ブリストルブラシでブラッシング
シュークリームの塗り伸ばし(叩き伸ばしか?)が完了したら余計なシュークリームをこのブラッシングで落とします。と同時に靴表面に光沢が出始めます。
ブリストルブラシは【ブタ毛】がいいようです。腰のしっかりしたブラシでシャカシャカ磨くからです。

このブラシ、靴の色で分けておいた方がいいですね。じゃないと靴に色が移ってしまいますから。

なんだかとてもうれしい感じになるのがこの頃です。

しっかりブラッシングすることが大切です。
柔らかい布で磨き
ブラッシングの後、柔らかい布でひたすら磨きます。つま先、踵は特にしっかり磨いて下さい。ここが光り輝いているのといないのでは大違いですから!インチキせずにしっかりと。
もう、磨いて磨いて磨きまくり!ってな具合で。
ワックスの塗布
ここからは“ビカビカ光る靴”の仕上げ方です。

ワックスを柔らかい布に少量取り出し、“水”をほんの2〜3滴程ワックスの付いた布に落とします。“水”ですよ!(ウィスキーを付ける方もいらっしゃいます)
ワックスは油性ですから当然水をはじきますがこうやって“つま先”“踵”部分にワックスを塗り込んでいきます。
革がしなる部分にこのワックスを塗り込むとヒビ割れができるのでやめておいた方がいいですよ。
このワックス塗り込み作業がとても大変なんです。根気がいります。冬だと云うのに身体が熱くなるくらいに塗っては拭き取り、塗っては拭き取りを繰り返していきます。
 『薄く薄く』です。
そうすると光輝く靴ができあがります。
ここまでしておけば埃がついてもブラッシングですぐに落ちますよ。

毎日お出かけ前に、ワックス塗り込みに用いた布でササッと一拭きで綺麗になります。

ワックス塗り込みは1ヶ月に1回くらいがいいようです。あまり頻繁に行うと革をガチガチにしてしまいますから。
ソールトニック
革の底専用です。
できればですね靴を買ってきたらすぐにこの塗り込み作業をした方がいいでしょうね。長持ちしますから。
ゴム底に塗ってはいけません。滑ります。

そうそう、靴を上から見て底の部分がはみ出している靴があるでしょう?今回の写真の靴みたいに。
靴の製法によるらしいのですが革本体をキズから守る“バンパー”みたいな役目をしてくれているらしいですよ。
このバンパー部分を“コバ”と云うのですがここにも定期的に【コバ専用クリーム】を布に付けて塗り込むといいですよ。

何年経ってもピカピカっていいと思いません?

『もうこのデザイン飽きたから』とか『古くなってツヤがなくなったから』そういって捨ててしまう前に、自分を色々な所に連れて行ってくれた靴達をしっかり磨いてみたら、靴達もそれを作った職人達もすごく喜ぶような気がしませんか。

きっともう一度愛着が湧くはずですよ。モノを大事にすることって素敵なことです。
おまけ
これは防水スプレーです。
デリケートクリームを塗り込んでしっかり磨きあげたら、『シュー』っと靴の表面からスプレーして下さい。革に防水成分が浸透していきますから。

まちがってもワックスで磨き上げた後にこのスプレーを吹いてはいけません。
防水成分が全くしみこみませんから。
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